
どーも、ゴーゴーケンゴです。
このコミュニティメディアには週1本のペースで記事を更新してるんですが、こういうコラムを書くのが好きでブロガーになったんですよね。
ただ、コラムを書いて飯が食えるほどの文才は持ち合わせてなかったので、SEOやアフィリエイトを勉強して今に至るわけです。
そんな話も、またこちらのコラムで書いていきたいなと。
最近書いてた他のコラムはこちら。
≫できることをやるのが「仕事」で 好きなことをできるようにするのが「勉強」だという話。
≫言ってることも、やってることも変わっていくなかで変わらないもの。
今回は「続・ゆっくり急げ」という本の感想をシェアしたいと思います。
こちらは、クルミドコーヒーというカフェの影山さんが書いた本なんですが、影山さんの経歴もまた面白いのです。
影山知明(かげやま・ともあき)
1973年西国分寺生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー&カンパニーを経て、ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年、西国分寺の生家の地に多世代型シェアハウスのマージュ西国分寺を建設、その1階に「クルミドコーヒー」をオープン。出典:お金ではないものを大事に経営する。「新しい経済」の実践者、この店が発するメッセ―ジをお客さんは敏感に感じ取っている
資本主義の王道を突き進んだ先にたどり着いたのが、このクルミドコーヒーなのですが、その思想を言語化したのが「ゆっくり急げ」という本で、続編が今回紹介する「続・ゆっくり急げ」です。
「続・ゆっくり急げ」が面白い
この「続・ゆっくり急げ」を読むために、日本に帰ってきたと言っても過言じゃないのですが、やっぱり面白かったです。
トークンハウスを始める前に、なぜこれを読んでなかったのか?と思うほど、近い価値観が言語化されています。
その中から、いくつかピックアップして紹介したいと思います。
ブリコラージュ的発想とは?
あるものでなんとかする。
だから、事業計画はいらない。
エンジニアリング的だと無い物ねだりになる。
エンジニアリング的というのは「逆算思考」に近いです。
「この目標を達成するために、何が必要か?」
という視点から、必要なものを用意していくと。
これは非常にロジカルで正しいのですが、それはエンジニアリング的だと言うんですね。
なので、エンジニアリング的発想は自動車だと。
設計図に沿って効率よく生産していくということですね。
一方、ブリコラージュ的発想とは植物だと言います。
置かれた場所で咲く。
自らが動けないからこそ、知性がついたと言うんですね。
蜜を出して誘き寄せ、花粉を運んでもらうと。
あるものでなんとかする植物は強いですね。
植物から学べることは他にもありまして、成長とは高さ(売上)だけじゃないと。
高く伸びるもよし、幹を太くするもよし、横に広がっていくもよし、植物にとって成長とはエネルギー量が増大してることだと言うんですね。
この観点は非常に参考になるなと。
資本主義の観点からみると、売上=成長と取りがちですが、必ずしも売上だけじゃないということですね。
測れるものしか測れない
では、トークンハウスにおいて”成長”とは何になるのでしょうか?
もちろん、売上では無いので、参加人数でも無さそうですね。
トークンの流通量?ハッシュタグ付きの投稿数?はたまた、スラックの投稿回数?
どれも大事かも知れませんが、それだけではない気がしますね。
そもそも、成長を測ろうとすること自体を疑ってみるのが良さそうです。
測れないものを感じることも大事だと。
もっと言えば、測れないものを感じようとする意識をみんなが持つことが大事なのかなと。
このへんの記事も、ぜひ読んでみてほしいです。