
何のために生きているのか?
一度、深呼吸をして考えてみる。
仕事のため?
成功するため?
何かを成し遂げるため?
そんなギラついた感情が年々薄れてきてるように感じる。
幸せに生きるため。
それしかない。
幸せを感じとることが出来れば、それで良し。
尾道に移住してから、約3週間が経った。
自分でも驚くほど穏やかで健康な日々を過ごしている。
朝起きて、15分ほど坂をのぼって朝日を浴びる。
腕立て伏せとスクワットを100回する。
朝食をとって、読書をしながら、ナオさんにコーヒーを淹れてもらう。
10時〜19時までは仕事。
リモートワークなので通勤不要。
お昼は自炊して、夜はみんなで鍋をつついたり、近所に食べにいったり。
尾道は美味しいお店がたくさんあるので、開拓しがいがある。
基本はナオさんと2人だけど、毎週だれかが泊まりにきたりする。
多すぎず、少なすぎず、程よい人数と距離感が居心地良い。
「尾道で犯罪なんて起きるわけない」
そう言い切れるくらい平和なのだ。
さすがに、それは平和ボケしてるかもしれない。
ただ、ボケれるくらい平和な街も素敵だと思う。
そんな穏やかな日常を過ごして、ふと思うことがある。
『今の自分は本当に幸せなのか?』
時折、こんな問いを自分に投げかけてみるが、多少の胸のざわつきはあるものの、「間違いなく幸せ」と言い切れる。
こんな暮らしをしてる奴が「幸せじゃない」なんて言う資格はあるのか?とも思う。
そこで、幸せのレシピを考えてみた。
「この材料を入れたら、間違いなく美味しいものが出来る」という鉄板レシピ。
ただし、適量を守ること。
幸せのレシピ
幸せ=健康×愛情×挑戦+余白
シンプルにこれだけ。
材料をもう少し分解すると、こんな感じ。
▼健康
・食事
・睡眠
・運動
▼愛情
・対話
▼挑戦
・仕事
・勉強
▼余白
・読書
・遊び心
それぞれの材料が抜け落ちてないか、自分の人生をみてみよう。
過不足はないか?偏ってないか?
どんな美味しい材料でも偏ると良くない。
味が一辺倒になり、すぐに飽きる。体にも悪い。
だけど、複雑すぎるのも良くない。
味の一体感がなく、何を食べてるのかわからない。
人生を調理するということは、これら幸せのレシピをもとに、好みの味付けに調整していくことだ。
今は、少し薄味が良いなとか、もっとコッテリした味が好きだなとか、好みは十人十色。それでいい。
色んな要素をスパイス的に人生に取り入れていくことで、味わい深いコクのある人生になっていく。