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やりがい搾取?僕が旅行業界に飛び込んだ理由

コウタ posted by コウタ

旅行会社で働いてる。旅行業界で働いている。そんなことを人に話すとよくこんなことを言われる。

「どーせブラックなんでしょ?」

「やりがい搾取なんだからやめときなよ」

どうやら世間的には旅行業界で働くということはあまり良いイメージを持たれていないらしい。

そりゃそうだ。ただ海外旅行して遊ぶのとその旅行を提供するのは色々なギャップがある。他の旅行業の人と仕事の話をしても楽しい話より”愚痴”の方が圧倒的に多いのが現実だ。

マイナスな話はどこでも聞けるので、逆に僕が実際に旅行業で働いてみて仕事として&ビジネスとして旅行業の面白さを全面に押し出していこうと思う。

旅行はみんな大好き、嫌いな人はまずいない

提供する側かされる側かは除いて、旅行自体を嫌うものはまずいないであろう。むしろ”好き”と答える人がほぼ全員。こんな業界は他に無いと思う。

例えば、ITだったら話を聞くだけで苦手意識や拒絶反応を持つ人が出てくる。

でも”旅行”と聞けば

どんなところへ行こう?

何を食べよう?

どんな体験ができるだろう?

と自ずとワクワク感が出てくる方が多いのではないのだろうか。

拒否反応も無い、ワクワクが次々と浮かんでくる旅行というものには無限な可能性がある気がする。

ほぼ全ての業界と繋がり核となる旅行業界

例えば、アンコールワットに行く1dayツアーがあったとしよう。

旅行者側からしたら「アンコールワット大きい!すごく面白かった〜」とアンコールワットについての感想だけで終わってしまうのだが、その裏では

  • 効率の良いルートを作りガイド&車を手配する旅行業界
  • チケットやお土産の販売などをする小売業界
  • ツアー中のランチ/ディナーを提供する飲食業界
  • 遺跡の修復作業をする建築業界
  • ツアーの宣伝をする広告業界
  • ツアー予約や運営を効率よく処理するIT業界
  • 人を雇用する人材業界
  • 旅行客が泊まるホテル業界

などなど、パッと思いつくだけでこんなにも多くの業界が関わっている。もっと言えば、他業界と手を組んでその業界に特化したオリジナリティ溢れるツアーを作ることだって可能になるわけだ。

だからツアーの手配やコーディネートを通して他業界の方と関わることもしばしばある。常に自分の知らない知識が入ってくるので多趣味な方はきっと旅行業界で楽しく働けると思う。

経済を活性させ現地で暮らす人の質を上げる

海外から旅行客を呼び込むということは、外貨を稼ぐということになる。海外の人からお金を落としてもらって、そのお金が巡り巡って現地の人の生活を救うことになるのも事実だ。

これは僕の学士卒業論文なのだが、カンボジア・シェムリアップに住む51人のカンボジア人にアンケートを取って「旅行業による現地人への影響」を調査したものだ。

https://drive.google.com/file/d/1BCQ8EdmEqT-m5vMjdrcCaeGGR8LPc6rn/view?fbclid=IwAR2SUNHqC9Cbm5S1W5gjrQoCOkk2uulYaZRikliQXNYehB28nm3HqmmojHE

全部英語なのでここで要点だけまとめると、海外から観光客が来てくれるようになって

  • 子どもを学校へ行かせることができるようになった
  • 仕事をもらえるようになってお金を稼げるようになった
  • 違う国の人と交流が持てて楽しい
  • もっと観光客が来て欲しい

など、現地で暮らす人からもポジティブな意見がほとんどだった。

旅行業は、巡り巡って現地の人の生活を良くする、国際協力的な側面もあるのだ。

旅行業で働いてみたいと思う方へ

旅行が好きで旅行会社で働いてみたいと思うのはもちろん素敵な事だが、それが「一旅行客として」なのか「ビジネス/仕事として」なのかは一度立ち止って考えて欲しい。

おそらくマイナスイメージに捉えられてしまうのは、「一旅行客として」のイメージのみで旅行会社に入ってしまう人があまりにも多いからではないのだろうか。

旅行会社に入っても、仕事で旅行するなんてことはほとんど無いし、むしろ泥臭い仕事の方が多い。「人が好きで人材業界に入る」パターンと似ているかもしれない。

でも実際に働いてみないと分からないことがほとんどなので、旅行が好きならとりあえず入ってみて「仕事として旅行業界で働く楽しさは何だろう?」と自分に問うてみるのもいいかも。

 

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