
今日は「劣等感は枯渇する」という話。
劣等感をバネに頑張ってきたタイプの人は要注意だ。
というのも、劣等感は化石エネルギーだから、いずれ枯渇する。
ちなみに、化石エネルギーとは石炭・石油のこと。環境に悪いよね。
劣等感は化石エネルギーみたいなもんで、一時的なパワーは確かにある。
すぐに火がつくし、手っ取り早い。でも、心に悪い。
劣等感をエネルギーに変えて燃やし続けると、心はどんどん汚染される。
心が汚染されると、もっとエネルギーが必要になる。
そして、エネルギーを生み出すために、もっと強い劣等感が必要になる。
劣等感からエネルギーを生み出して自分を動かすことは、負の連鎖の始まりだ。
やがて、エネルギーの生産量が追いつかなくなり、残るのは膨れ上がった劣等感のみ。
まるで、借金を返すために借金をして、雪だるま式に借金が膨れ上がった闇金ウシジマくん状態。
でも、大丈夫。劣等感は何もしなくても、徐々に枯れていくから。
劣等感を感じるのは若い証拠。80歳を超えて劣等感に苛まれてる人を見たことがない。
ただ、失うのは莫大な時間。80歳になるまで劣等感が枯れるのを待つのは、あまりにも勿体ない。
今のうちに、持続可能エネルギーにスイッチしておかないと燃料切れでゲームオーバーになる。
劣等感に変わる持続可能エネルギーとはなにか?
「願い」や「在り方」だ。
前者は未来へのワクワクがエネルギーになり、後者は今この瞬間の切り取り方がエネルギーになる。
前者は西洋的で、後者は東洋的。しっくりくるほうを選べばいい。