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”無事”が評価されるのは、トラブルが発生したとき

今日も、昨日に続き鈴木大拙の言葉から感じたことを書いていく。

鈴木大拙は「無事とは不安からの自由である」と訳した。

無事というのは、何も起こらないこと。

行動もしなければ、感情も動かず、何も起こらない。無事である。

ただ、それは楽しいのだろうか?

そこにワクワクや喜びといった感情はあるのだろうか?

”無事”が評価されるのは、トラブルが発生したときだ。

生存リスクがあるなかで、無事に生きて帰ってきたら、歓喜するだろう。

事件に巻き込まれたり、トラブルが発生して、

その「何も起こらない状態」が危険に冒された時、はじめて「無事であること」が評価される。

これは、サーフィンと似てると思った。

波がなければ、怪我をするリスクはない。が、波に乗る喜びもない。

大波は怪我のリスクが高くなる。が、そのぶん乗りこなせたら喜びも大きい。

この波というのは、感情の波も同じだと思う。

大きな喜びが押し寄せたら、おなじだけ大きな悲しみも押し寄せる。

感情の波が凪なら、たしかに無事である。が、それ以上でもそれ以下でもない。

生きていれば、必ず波は押し寄せる。時には波にのまれて傷つくこともあるだろう。

が、そうして徐々に乗りこなせるようになっていく。そしてより大きな波に挑戦していける。

それが生きるということなのかなと。

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